第16回定期演奏会
the 16th concert

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以降

平成7年12月24日(日)
新潟県民会館 大ホール

指揮:小林 禎

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プログラム 


第1部 クラシックステージ
リバティー・ファンファーレ J.ウィリアムズ作曲   解説
ヨークシャー・バラード J.バーンズ作曲   解説
オリエント急行 P.スパーク作曲   解説

第2部 クラシックステージ
スペイン狂詩曲 M.ラヴェル作曲   解説
ボレロ M.ラヴェル作曲   解説

第3部 ポップスステージ
赤鼻のトナカイ J.マークス作曲   解説
ビギン・ザ・ビギン C.ポーター作曲   解説
トランペット吹きの子守歌 L.アンダーソン作曲   解説
アメリカン・グラフィティY 岩井直溥作曲   解説

楽曲紹介 


リバティー・ファンファーレ(J.ウィリアムズ作曲)
 ジョン・ウィリアムズと言えば、「スター・ウォーズ」、「E・T」、「スーパーマン」、「インディ・ジョーンズ」など、誰もが聴いたことのある映画音楽の作曲者であるとともに、ボストン・ポップス・オーケストラの指揮者として知られています。リバティ・ファンファーレは、1986年の夏にニューヨークのリバティ島にある自由の女神の修復完成記念のセレモニーのために作曲され、ジョン・ウィリアムズが指揮するボストン・ポップスが演奏したファンファーレです。(岸本)

演奏会のオープニングを飾るこの曲は、私に言わせれば「疲れる」この一言に尽きます。疲れると言っても精神的・肉体的なものといろいろあるでしょうが、両方を兼ね備えているのがこの曲でしょうか。なんといってもファンファーレありスローな緊張感ありと、とにかく気が抜けない曲です。が、今回のオープニングにぴったりな華やかさを持った曲でもあります。ぜひ楽しみながら聴いて欲しいと思います。(Tb媚山)


ヨークシャー・バラード(J.バーンズ作曲)
 ヨークシャー・バラードは、たくさんの吹奏楽のための作品を作曲し、日本でも大変人気のあるアメリカの作曲家ジェイムス・バーンズの美しいバラードです。イギリスはイングランドの北部ノース・ヨークシャー地方にある美しい民謡風のメロディを使って歌い上げた魅力のある曲です。(岸本)

ヨークシャーとは、イギリスの北東部地方のことだそうです。私はこの曲から、イギリスの田舎町ののんびりとした牧場風景をイメージしていましたが、辞書をひいてびっくり。ヨークシャー=この地方原産の”白豚”という意味もあるそうです。美しいメロディからはちょっと想像つきませんね。木管と金管が交互に奏でるメロディーをゆっくりとお聞き下さい。(Cl中村)


オリエント急行(P.スパーク作曲)
 この曲の作曲者フィリップ・スパークは、金管バンド・吹奏楽のジャンルを中心に日本でも最近人気の高いイギリスの作曲家です。アガサ・クリスティの小説でお馴染みの「オリエント急行」は、かつてフランスのパリを起点にトルコのイスタンブールに向けて走っていた豪華列車で、1883年に誕生、1977年に廃止されましたが、1982年に復活し、現在はイギリスのロンドンとイタリアのベニスのルートを週3回、26時間をかけて走っています。曲はヨーロッパ大陸を行くオリエント急行の度を描いたもので、ロンドンのヴィクトリア駅のにぎわいから始まり、車掌のホイッスル・汽笛・ヨーロッパ大陸の田園や山間部の風景などを描きながら終着駅ベニスへと向かっていきます。(岸本)

この曲「オリエント急行」はとても楽しい曲です。曲中には、蒸気や汽笛の音があったり、聴いていると楽しくなります。ただ、吹くとなると、休みがなかったり軽快に吹くためにタンギングが大変だったりとけっこう疲労する曲です。でも、私にとっては大好きな曲なので、ちょっとだけ苦しいということだけにしておきます。また、このオリエント急行はヨーロッパ大陸の田園や山間部などいろいろな所を走るわけですから、想像力を羽ばたかせるととても楽しい旅が一緒に味わえると思います。(Hr笹川)


第二部は、フランス近代の大作曲家ラヴェルの代表的な管弦楽を2曲取り上げてみました。ラヴェルは「オーケストラの魔術師」と呼ばれ、その作品は非常に色彩豊かであることが特徴的であるとともに、演奏技術的にも大変な難曲といわれています。本日はラヴェルの作品の中でも、特に色彩豊かな2曲を吹奏楽で演奏しますので、お楽しみください

スペイン狂詩曲(M.ラヴェル作曲)
 スペイン狂詩曲は、1907年にラヴェルが32歳の時に作曲した最初の演奏会用オーケストラ曲です。ラヴェルは、スペイン国境に近いバスク地方の出身で、母親がスペインの血をひくバスク人だったこともあり、彼の作品にはスペイン風な郷愁を感じるものが多いのですが、この作品は中でも最もスペイン色の濃いものとなっています。神秘的でエキゾチックな雰囲気の第1曲「夜への前奏曲」、スペイン南部マラガ地方の民族舞曲による第2曲「マラゲーニャ」、スペインを代表する民族舞曲を用いてもの憂げな霧の夜を思わせる第3曲「ハバネラ」、スペイン特有の明るく激しい情熱的なリズムが特徴的な第4曲「祭り」の4曲で構成されています。(岸本)

スペインといえば「情熱の国!」と思うのは私だけではないはず。カスタネットを鳴らし躍るフラメンコは、いかにも情熱の国を感じさせますね。誰でも一度は訪れてみたい魅力的な国ではないでしょうか?そんなスペインを表現したこの曲を、真冬の演奏会で演奏します。寒い季節に少しでもホットな気分になって頂けたら大成功と言って良いでしょう。また、あなたのハートを熱くする?様々なパートのソロにもご注目下さい。(BassCl AYAKO.T)


ボレロ(M.ラヴェル作曲)
 ラヴェルの作品の中でも最もよく知られており、映画やCMなどでお馴染みの「ボレロ」は彼の最後のオーケストラ作品で名舞踏家として知られるイダ・ルビンスタイン女史からの依頼で1928年に作曲されたバレエ音楽です。ボレロはもともとスペインの三拍子系の民族舞曲で、ラヴェルはそのリズムを本来のテンポよりずっと遅くして、その特徴的なリズムと旋律を全曲を通して一定に繰り返し、様々な楽器による絶妙な音色とダイナミックの変化によってクライマックスを築いていき、「オーケストラの魔術師」としての本領をいかんなく発揮しています。(岸本)

個人的には私、この曲好きです。上手く言えませんが、不思議な曲です。気がつくとひきこまれている……そんな感じの曲(だと私は思っている)です。今回の演奏会で”ラヴェル”を好きになって頂けたらいいなと思うのですが。(Perc高野)


赤鼻のトナカイ(J.マークス作曲)
 〜真っ赤なお鼻の〜ではじまるこの曲。皆さまもご存知ですよね。私はこの曲を吹いていると、N.Y.のクリスマスパレードを(私は行ったことがないけれど)思い出すのですが、そんな華やかさが伝われば幸いです。今頃はサンタさんも今夜の荷造りに追われていると思うので、(えっ?時差?……忘れてた^_^;)ちょっと早い私たちからのプレゼント。今日という日の思い出にして頂けるよう、がんばります。それでは、素敵なイブを。(Euph渡辺治)

グレン・ミラー・メドレー
 ビッグバンド全盛期に活躍したグレン・ミラーとその楽団。彼の経歴を紹介しはじめたらきりがありませんが、第二次世界大戦ももう終わろうという1944年12月に、フランスからイギリスに渡ろうとして不帰の人となったのは有名な話です(詳しくは映画「グレン・ミラー物語」を見ましょう)。グレン・ミラー楽団の演奏で有名な、「茶色の小びん」、「イン・ザ・ムード」、「タキシード・ジャンクション」、「アメリカン・パトロール」、最後に「ムーンライト・セレナーデ」をお送りします。最後の「ムーンライト・・・」は今放送中のドラマ(まだおわってないよね)「シングルス」のテーマ・ソングになっています。・・・ということでこれも一応タイムリーな1曲ということになります。(ちょっとこじつけっぽいけど)。 

ビギン・ザ・ビギン(C.ポーター作曲)
 とってもポピュラーな曲なので、多くの人が演奏をしています。私はグレン・ミラー楽団とビング・グロスビーの歌を何度も聴きましたが、皆さんは誰の演奏がお馴染みでしょうか? 〜When they begin in the beguire.It brings back the sound of music so tender.It brings back a night of tropical slender.It begins back a memory evergreen.(Cl大野(姉))

トランペット吹きの子守歌(L.アンダーソン作曲)
 L.アンダーソン作曲のこの曲は、トランペット吹きにはトランペット吹きの休日と並んでとても馴染み深い曲です。導入部は子守歌そのもののゆっくりとしたテンポで始まり、昼間部は…「こんなの吹いたら寝た子も興してしまう」様な躍動感のある曲(もしかすると夢の中の出来事なのかなぁ〜)が続き、短いカデンツァを介してまた導入部の主題に戻りフィナーレとなるほのぼのとした曲です。(Tp鈴木(孝))

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