創立10周年記念

第18回定期演奏会
the 18th concert

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以降

平成8年12月23日(祝)
新潟県民会館 大ホール

指揮:小林 禎

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プログラム 


第1部 クラシックステージ
歌劇「ウイリアム・テル」序曲 G.ロッシーニ作曲   解説
目覚めよと呼ぶ声が聞こえ J.S.バッハ作曲   解説
パガニーニの主題による幻想変奏曲 J.バーンズ作曲   解説

第2部 クラシックステージ
バレエ音楽「恋は魔術師」より D.ファリャ作曲   解説
バレエ音楽「三角帽子」より D.ファリャ作曲   解説

第3部 ポップスステージ
GET IT ON(黒い炎) 解説
ママがサンタにキスをした 解説
アメリカン・グラフィティーZ 解説

楽曲紹介 


歌劇「ウイリアム・テル」序曲(G.ロッシーニ作曲)
 ロッシーニ最後のオペラとなった「ウィリアム・テル」は、彼が37歳の1829年にパリのオペラ座で初演された。シラーの有名な劇詩に基づくこのオペラは、オーストラリアの圧政に苦しむスイスの国民と、独立を目指して立ち上がったウィリアム・テル率いる義勇軍躍を描いたものだ。この序曲は「夜明け」「嵐」「牧歌」そして俗に「スイス軍の行進」とも呼ばれる「終曲」の4つの部分からなる長大なもので、ベルリオーズが「ちいさな交響曲のようだ」と評した、と言われている。

目覚めよと呼ぶ声が聞こえ(J.S.バッハ作曲)
 バッハ作曲の教会カンタータの中からバッハ自身がオルガンで演奏できるように編曲した作品集で「シュープラー・コラール集」というものがある。「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」はその中の1つで同名のカンタータ第140番の第4楽曲の編曲である。原曲はヴァイオリンとヴィオラのユニゾン、テノールによる定旋律、通奏低温によるトリオとして書かれていて、現在では様々な楽器によって演奏されている。このカンタータでは、真夜中に高い塔から呼ぶ物見らの声を先導としてキリストが到着し、魂との喜ばしい婚姻へと至る情景を描いている。以下にコラールの歌詞を載せる。 シオンは物見らの歌う声を聞けり。その声は喜びに踊り、かくて目覚めて速やけく出で立ちぬ。その愛するものは天より晴れやかに来る。恩恵にて強く、真理にて猛き勇士として。シオンの光は輝き、その星は昇れり。いざ来ませ、尊き冠なる君、神の子主イエスよ!ホザナ!われらはこぞりて喜びみてる宴の広間に従い行き晴れの晩餐を共に祝わん。

パガニーニの主題による幻想変奏曲(J.バーンズ作曲)
 今はどうか分からないが、我々が中学生の頃、音楽の時間にブリテンの「青少年のための管弦楽入門」という作品を習った。この曲はパーセルの主題を、オーケストラの各楽器が次々と変奏して現れるものだ。この手法をまねて、バーンズが吹奏楽版を書き上げた。それがこの曲である。パガニーニのヴァイオリン曲「24の綺想曲」を20の変奏に作り上げたもので、テクニックはかなり高い。各楽器の腕の見せ所である。

バレエ音楽「恋は魔術師」より(D.ファリャ作曲)
 あらすじ:若い未亡人カンデラスは、二枚目の若者カルメロと恋仲になるが、それに嫉妬した夫の亡霊に邪魔されてしまう。困り果てたカンデラスは一計を案じ、友人のグラマーなジプシー娘ルチアに頼んで亡夫を誘惑してもらう。計画は見事にあたり亡夫がルチアにうつつをぬかしている間に、カンデラスとカルメロはいかなる魔力も効力を失うと言われる完全な愛の接吻をして、めでたく結ばれる。  (序奏と情景:)フルート、ピッコロ、オーボエ、トランペットによる痛烈な主題ではじまる。短いが、不気味で神秘的なジプシーバレエの幕開けにふさわしい魅力的なサスペンスを持つ音楽だ。  (洞窟の中で − 夜:)舞台はグラナダのサクロ・モンテのジプシーの洞窟。夜、マドンナの像の前にゆれているランプの光がおぼろげに照らしている影深い洞窟の中。ジプシー達が集まっている。低音が変イの音をまさぐっている。弱音器をつけたホルンの音が遠くから聞こえてくる。弦楽器のつぶやきが山脈におこる風のように次第にわきあがってくる。オーボエの悲しみと孤独の歌ソレアを吹く。ジプシーのたむろする洞窟の不気味な夜の情景である。  (火祭りの踊り(邪悪な亡霊を祓うための):)ヴィオラ(今回はクラ)のトレモロを背景にオーボエが官能的な第1主題を奏でる。熱情的な第2主題(ホルン)と第3主題(フルート)はリズミックである。この舞曲は反復、オスティナート・リズム、及び迫力に富むダイナミックによって野性の凶暴さに到達する。

バレエ音楽「三角帽子」より(D.ファリャ作曲)
 三角帽子とは「ヘリが三ケ所上の方へ巻き上がり、三つのトンガリのある三角形の帽子」で、市長など権力者が被った制帽をさす。あらすじは、粉屋の美人女房を市長が権力を利用して言い寄ろうとするが失敗し、めでたし、めでたしとなるもの。今回は序奏の他に、第2幕より「隣人の踊り」「粉屋の踊り」「終幕の踊り」の三曲を演奏する。 「隣人の踊り」聖ヨハネ祭の夜、近所の人々が粉屋に集まって民族舞踊セギディーリアを踊り、にぎやかに興じている。 「粉屋の踊り」踊り自慢の粉屋の亭主が、ジプシーの踊りであるファルーカを躍って喝采をあびる。曲は、叩きつけるようなリズムを刻みながら、だんだんテンポを早め、荒々しく終わる。 「終幕の踊り」市長のたくらみも失敗に終わり、祭りの夜は再びにぎわいを取り戻す。アランゴン地方のホタ舞曲によるリズムの饗宴だ。平和を取り戻した粉屋夫婦と村人達は、夜も更けるのを忘れて踊りあかす。

GET IT ON(黒い炎)
 70年代前半の、ロックで有名なバンド「チェイス」のヒットした曲の1曲です。最近は、マンハッタン・ジャズ・オーケストラが演奏している他に、TBS系で放送中の「タモリのジャングルTV」でも使われており、一度はお聞きになったことがあるのではないでしょうか?この曲は英語のタイトルは「GET IT ON」なのですが、日本語のタイトルは、なぜか「黒い炎」と言われています。曲全体を通してトランペットが目立つ曲で、トランペットパートの皆さんは、エキサイトして、演奏中、炎に包まれないか心配です。

ママがサンタにキスをした
 12月23日、本日は「クリスマス・イブ・イブ」などと呼ばれ、そろそろ街中がクリスマス気分でおおいに盛り上がってくる頃です。このような日の演奏会にはやはり欠かせないクリスマスソング、今日は誰もが一度は耳にしたことがあるこの曲をお送りします。「リリー・マルレーヌ」の英語詩の作者でもあるトミー・コナーが1952年に作り、11歳の少年ジミー・ホイドが歌って大ヒットを記録しました。「夕べママがサンタクロースとキスをしているのを見ちゃった。サンタクロースの笑い声はパパに似ていたんだ!」と子供にとってはショッキングな”事件”をほのぼのとしたタッチで描いた楽しい曲です。 

アメリカン・グラフィティーZ
 ニューサウンズ定番のこの曲も、はや第7弾!軽いロック調から始まり中間でアルトサックスの甘〜いメロディーが流れ、スウィング調に変わったと思いきやセクシーなテナーサックスが響き渡りサンバのリズムでラストを飾る、6曲からなるメドレーです。客席の皆様をとりこにする(!?)サックスのメンバーにご注目!!さらにラスト間際で警戒な手拍子が聞こえてきたら皆さんも団員になりきってご一緒に…!!

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