第22回定期演奏会
the 22nd concert

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以降

平成10年11月23日(日)
新潟県民会館 大ホール

指揮:小林 禎

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プログラム 


第1部 クラシックステージ
ヴィヴァ・ムシカ! A.リード作曲   解説
アヴェンテューラ J.スウェアリンジェン作曲   解説
歌劇「ローエングリン」より エルザの大聖堂への行列 R.ワグナー作曲   解説

第2部 クラシックステージ
ハンガリー舞曲より T、V、X、Y J.ブラームス作曲   解説
ガランタ舞曲 Z.コダーイ作曲   解説

第3部 ポップスステージ
トロンボナンザ 解説
シボネー 解説
黒いオルフェ 解説
ジャパニーズ・グラフィティーW〜弾厚作 作品集〜 解説

楽曲紹介 


ヴィヴァ・ムシカ!(A.リード作曲)
 シカゴにあるヴァンダークック音楽大学のバンドの学長の依頼により作曲されたこの曲は、ゆっくりとした中間部を持たず、速く華やかに一気に喜びが歌い上げられます。リードはこの大学が優れた音楽の先生を養成していることと音楽教育にたずさわる先生方全てをたたえる意味で『ヴィヴァ・ムシカ(音楽万才)』というタイトルをつけたようです。
 T氏はこの曲のことをいつも「音楽マンザイ」と言っています。

アヴェンテューラ(J.スウェアリンジェン作曲)
 アヴェンテューラとは「冒険」という意味のスペイン語ですが、序奏の後のプレストの主部で打楽器のリズムに乗ってトランペットが奏でるテーマはどこかロシア民謡風です。スウェアリンジェンの曲の特徴である美しいメロディーと8ビートを基本としたシンコペーションの多いリズムがたくさん出てきます。

歌劇「ローエングリン」より エルザの大聖堂への行列(R.ワグナー作曲)
 作曲者ワグナー自身が「ロマン的オペラ」と呼んだ《ローエングリン》からの曲です。弟殺しの濡れ衣をかけられたエルザは突然現れた白鳥の騎士ローエングリンによって救われ結婚しますが、約束を破って彼の名前を尋ねてしまうため、彼はやって来たときと同じように白鳥と共に去っていってしまい、やがてエルザは悲しみのあまり息絶えてしまいます。曲終盤の左右に分かれたファンファーレの掛け合いが見ものです。

ハンガリー舞曲より T、V、X、Y(J.ブラームス作曲)
 バッハ、ベートーヴェンとともにドイツ3大Bの一人に挙げられるブラームス。若い頃からハンガリーのジプシー音楽に興味を持っていた彼がピアノの連弾のために作曲した「ハンガリー舞曲集」は後にブラームス自身やドヴォルザークなどによってオーケストラ用にも編曲されました。本日演奏するのはその中でもとりわけ有名な第1番、第3番、第5番、第6番の4曲です。装飾音の多いジプシー的なメロディをお楽しみ下さい。

ガランタ舞曲(Z.コダーイ作曲)
 ほぼハンガリーの農民音楽のみを研究の対象としたゾルターン・コダーイ。研究のために自ら積極的に農村に入り込むことも少なくなく、彼は農民音楽の特性を体で吸収したと言っても過言ではありません。ガランタは西ハンガリーにある小さな村で、彼はここで幼少の7年間を過ごしました。「私の少年時代の最良の7年間」と後に述べていることから、幼い頃に深く刻みつけられたその地方の音楽を題材に作曲したのでしょう。

トロンボナンザ
 タイトルが示すとおりトロンボーンが大活躍する曲です。ではトロンボーンを演奏する人はどのような人格の持ち主なのでしょうか。この問題を解決すべく私は1冊の本を読みました。それによれば「トロンボーンの高音域には張りがあり、真っ直ぐな管からもたらされる響きは、ストレートで明るく、開いている。また低音は生理的雑音(オナラなど)さえ連想させるような、品のない要素を少なからず持っている。こうしたことから、奏者は都会的で気取った、気難しい紳士たるよりも、素朴で自然な第一次産業関係者的雰囲気を漂わせる。トロンボーン奏者がおしなべて酒に強く、そのいずれもが陽気な酒であるのは、こうした音色的影響が強い。」だそうです。うーん、なるほど。

シボネー
 「シボネー」とはかつてキューバに住んでいたインディオのことです。原曲が1929年に作曲されてからチャチャチャ、サンバ、スウィングなどに多彩にアレンジされ、世界中のアーティストによって演奏されています。本日はその中からルンバで書かれたものを演奏いたします。

黒いオルフェ
 フランスのマルセル・カミュ監督のこの映画は1958年にカンヌ映画祭のグランプリを受賞しました。映画の舞台はブラジル。リオのカーニバルでのオルフェとユーリディスの愛の物語です。フルートやサックス、トランペットのオトナの雰囲気のソロをお楽しみ下さい。

ジャパニーズ・グラフィティーW〜弾厚作 作品集〜
 「若大将」加山雄三の作曲家としてのペンネームである弾厚作。彼の作品の中でも特に有名な「君といつまでも」「お嫁においで」「サライ」をメドレーにした曲です。メロディの親しみやすさゆえに電車の中でつい鼻歌でこの曲を歌ってしまい、周りの人に「???」と思われてしまった若者団員も。皆様もどうぞ口ずさみながらお聞き下さい。

尚、演奏会当日、この曲の「君といつまでも」で、ウインドオーケストラ定期演奏会の歴史に残る名セリフが登場しましたので、ここに紹介させていただきます。

しあわせだな〜
僕はウインドで演奏しているときが一番幸せなんだ

そうだ今日ここにいるみんなに僕の恋人を紹介しよう
僕の恋人は、ちょっと色黒の君
そう、君の名前はクラリネット

君と軽くくちずけを交すだけで
僕の心はあの2階席をぶち抜けて
遠く佐渡の空へと飛んでいってしまう

今日は僕のために集まってくれて本当にありがとう
こんなにたくさんの人の愛されているなんて
ぼくは・・ぼくは・・しあわせだ〜〜!!
(著作権:金子悟)


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