第26回定期演奏会
the 26th concert

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以降

平成12年12月3日(日)
新潟県民会館 大ホール

指揮:小林 禎

 

ゲスト(クラリネット)
東京吹奏楽団コンサートマスター兼首席クラリネット奏者

木村 健雄氏

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プログラム 


第1部 クラシックステージ
伝説のアイルランド R.W.スミス作曲   解説
愁映 保科 洋作曲   解説
羊は安らかに草を食み J.S.バッハ作曲 A.リード編曲 解説
狂詩曲「イタリア」 A.カゼッラ作曲   解説

第2部 クラシックステージ
歌劇「魔弾の射手」序曲 C.M.ウェーバー作曲   解説
クラリネット協奏曲第2番 C.M.ウェーバー作曲   解説

第3部 ポップスステージ
栄光への脱出 解説
ヘイ・ジュード 解説
ひろみ★Go!スペシャルメドレー 解説
水戸黄門 解説

楽曲紹介 


伝説のアイルランド(R.W.スミス作曲)
  アイルランドの古い伝説に登場する人物、場所、出来事をその民族音楽で描いた作品です。1995年にアメリカのイースト・テネシー州立大学ウインドアンサンブルのために作曲されました。曲は序奏とそれに続く3つの部分からなっています。最初は「ブライアン・ポルーの行進曲」で、これはアイルランドで初めて武力による中央集権王制を実現した中世の王ポルーの軍隊が進軍する様子を描いた音楽。第2部は「グレース・オマリー」で、キャトルリックハウリー城という入り江の要塞を守る伝説上の女傑に題材を得た、哀歌と優雅な宮廷音楽。そして最後は、アイルランド南部のシュア地方にある城を舞台とした「ケア城の戦い」。16世紀から17世紀にかけてこの城で繰り広げられた数々の戦いをエネルギッシュなリズムで描き、序奏の再現によるドラマチックなコーダへ到達します。

<合奏前>
スミス?鎖なんか無いよなあ・・・あ゛、あるじゃん(汗)!
足踏みも無いよなあ・・・あるじゃん(汗)!
コーラスまでは・・・あ゛、あった(大汗)!

<合奏後>
面白い曲じゃん!ティンパニ・ソロまであるし、おいしいし・・・むひひ。
バグパイプ風のフレーズは、キャンディキャンディの影響?アンソニーっっ!(嘘)
Perc. ろく

愁映(保科 洋作曲)
 この曲は、1984年に関西学院大学吹奏楽部の第30回定期演奏会を記念して委嘱されたものです。同吹奏楽部は全国吹奏楽コンクールにおいてこの曲を演奏し見事金賞を受賞しました。作曲者の保科洋の作品は、寂寥感ただよう美しい旋律が大きな特徴になっていますが、この「愁映」は彼の本質的な心象風景を強烈に引き出した作品になっています。曲は3部形式で構成されます。重々しいリズムにのって憂いに満ちた旋律とその対旋律が交錯するAllegro。遠くから響く鐘の音が響き、それに応える歌が歌われ、「愁映」を端的に表す情景を持つAndante。その後、燃え上がる炎の様なクライマックスへとなだれ込み、曲を閉じます。

 この曲、バンドジャーナルの付ろくの楽譜なんだよね。「付ろく」だよ、「おまけ」だよ、こんなにいい曲が。700円出せば(当時)買えたのよ。ということは、本は読んでも楽譜は見もせずお蔵入りで今ごとカビがはえてるかもしれない愁映がたくさんあるはずだ。吹奏楽コンクール愁映限定部門でも作って、みんなでやるべきだよ・・・。ちょっとアツくなってしまいましたが、今回はカビ臭くならない演奏をしたいと思います。

Hr.タカシ

羊は安らかに草を食み(J.S.バッハ作曲/A.リード編曲)
 今年はJ.S.バッハの没後250年にあたり、「音楽の父」として親しまれている彼の作品がいろいろなところで演奏されています。彼のこの「世俗カンタータ」は教会の礼拝のために書かれた「教会カンタータ」にたいして、礼拝以外の目的のために書かれたものです。領主や知人達の結婚祝や誕生祝など、より世俗的な機会のために書かれたようです。「狩りのカンタータ」として知られるこの208番は、1713年に書かれたバッハの最初の世俗カンタータです。この曲は、狩猟競技会のあとに、領主の猟館における食卓音楽として演奏され、陽気な楽しい雰囲気に満ちています。その中から今日演奏される第9番はもっとも親しみやすい牧歌的なアリアになっています。

 バッハの生きたバロック時代はどんな時代だったのでしょうか。宗教的な音楽が多くかかれ(この作品は違います)、また装飾的な、きらびやかな音楽というイメージがあります。バッハの音楽はただ聴くだけでなく作品について詳しく知ることができると、色々な聴き方ができて、とてもおもしろいものです。解説をじっくり読んで、バロックの雰囲気を味わいながらお聴きください。

Euph.るみるみ

狂詩曲「イタリア」(A.カゼッラ作曲)
 作曲家のアルフレッド・カゼッラは1883年にイタリアで生まれました。初期はマーラーやR.シュトラウスの影響を受け、特にマーラーに深く傾倒したようですが、フォーレに師事した時から古典的な作風に変わり、20世紀始めのオペラが主流だったイタリアで古典イタリア音楽の復興・確立に努めました。狂詩曲イタリアはシチリアを中心とした南イタリアの民謡を使った自由なラプソディーです。1909年パリで初演されました。曲の半分以上を占める流行歌マルキアーレとフニクリ・フニクラが見事な展開をかけています。

 アルフレッド・カゼッラ・・・こんな作曲家誰も知らないですよね?狂詩曲「イタリア」・・・こんな曲やっぱり誰も知らないですよね?この、超マイナー路線を突っ走る狂詩曲「イタリア」、曲の前半はイタリア各地の民謡をモチーフにつくられており、ほの暗さのなかに次々と現れるメロディーがとっても印象的。後半は、がらっと変わってもう大騒ぎ!今度はカンツォーネ(フニクリ・フニクラ)がこれでもか!これでもか!と聴き手を追いたてる。一歩間違えばゲテモノになりかねない、ぎりぎりの俗っぽさがたまらない。とにかく全編を通してべったりとイタリアなのだ。(もし、これが日本版だったら、南部牛追い唄〜木曽節〜八木節、最後に箱根八里で締めくくる。んっ?どっかにあったぞ、こんな曲)でも、こんなにマニアックで俗っぽい曲を演奏することに喜びを感じてしまうのも確か。僕達ってやっぱり・・・

Picc.あきひこ

歌劇「魔弾の射手」序曲(C.M.ウェーバー作曲)
 Freischutzとは英語にすればFree Sniper。思いのままに獲物に命中させることができる、魔法の弾丸−魔弾−を操る人のこと。狩人のマックスは、射撃大会に優勝して、心を寄せる娘アガーテを得たいと思っている。仲間の狩人カスパールは、そんなマックスをそそのかして、ともに魔弾を作る。この魔弾には、恐ろしい悪魔の陰謀が隠されていたのだが、森の隠者の計らいで災いは回避され、マックスも改心してアガーテとの結婚を許される。森の神秘、善と悪の対立、そして善の勝利、といったいかにもドイツ人好みのこの物語は、「民話」として発表されました。その原作に惚れ込んだウェーバーが、友人のキントに台本化を依頼したところ、台本はすぐできましたが、作曲はウェーバーとしては異例の3年以上の年月がかかりました。1821年にベルリンで初演されると、またたくまに大ヒット。ウェーバーはドイツオペラの創始者としての名声を獲得しました。この序曲は、単に劇中の音楽をつなぎ合わせたものとは違い、舞台である森の雰囲気をホルンが奏でた後、マックスの暗い絶望を歌う旋律、悪魔の力を表すtutti、アガーテの愛を歌う旋律などが絡み合いながら、ドラマを貫く善と悪の葛藤を表現し、最後に高らかに善と愛の勝利を歌い上げます。ストーリーの全体が10分の序曲に凝縮された名曲といえるでしょう。

 はじめてこの曲を聴いた時、これといって強烈な印象はなかった。「ホルンがカッコイイ曲だなあ」と思った。最初の方に出てくるホルンのついうっとりしてしまいそうなアンサンブルが私は好きだ。(ホルンのみんな、期待しています。頑張ってね。)その後、はじめて楽譜を見た時、自分のパートがあんまりにも大変そうで気が遠くなった。だいたいこういう曲は私のパートがいつもいじめられる。早くて指がまわらない、タンギングが追いつかない、etc・・・しかし、何度も聴いて練習し始めるとどんどんはまっていく自分がいる。これも噛むほど味が出るスルメイカのような曲だ。(前にも同じことを書いたような・・・)カッコ良く決めたいな。ソロも・・・。頑張ります!

Cl.よしこ

クラリネット協奏曲第2番(C.M.ウェーバー作曲)
第1楽章 アレグロ
第2楽章 ロマンツェ(アンダンテ・コン・モート)
第3楽章 アラ・ポラッカ
ウェーバーはクラリネットのために3曲のすぐれた協奏曲を書いていますが、作曲年はいずれも1811年です。クラリネットがまだ独奏楽器とは認められていなかった当時、矢継早に作曲された理由は、当時ミュンヘンの宮廷楽団にウェーバーの親友でクラリネットの名手であったベールマンという人物がいたからです。ウェーバーは彼のために作曲し、彼の手によって初演されました。その協奏曲のなかで、特にこの第2番はソロクラリネットの名人芸を最大限に発揮するような作品になっています。
第1楽章:勢いに満ちたその開始といい、ソロの始めの大きな音程の飛躍といい、その奔放さには目を見張るものがあります。それに反して柔らかな伴奏に現れるクラリネットソロの第2主題は美しい歌謡性を発揮しています。
第2楽章:後半部に自由なレチタティーヴォをもって叙情的な緩徐楽章になっています。
第3楽章:「ポラッカ」(「ポロネーズ」のイタリア語)という題を持ちますが、ウェーバーはこの舞曲のリズムを使ってロンド形式に従い、なんとも華やかなクラリネットの名人芸を最大限までに駆使してこの曲をまとめあげています。

 コンチェルトの練習では、Soloの部分をクラリネットパートで代吹きしました。1ページ分ずつくらい交替で、Solo譜を伴奏譜と吹きながらの練習です。ただでさえ吹けない上に、団員の前でひとりで吹く。おそろしいプレッシャー。しまいに「Soloがそんなんじゃ練習にならねぇ」と指揮者から言われるしまつ。あぁ、本番ではしっかりと伴奏ができるだろうか・・・。毎日楽譜が頭からはなれない私。

Cl.あねま

栄光への脱出
 1960年、アメリカ制作。映画と同タイトルのこの曲はE・ゴールドの作曲した主題歌で今なお、映画音楽のスタンダードとして有名です。D・トランボ脚本のこの映画は第二次世界大戦後すぐのユダヤ人たちによるイスラエル建国までの苦闘を描いた大作です。母国建設を目指すユダヤ人たちを満載した巨大な貨物船の脱出劇はかなりの迫力で、自由世界への憧れを強烈に描写した作品といえます。

ヘイ・ジュード
 1968年9月から11月にかけて全米ヒットチャートで9週連続第1位を記録し、世界中で大ヒットしたビートルズのナンバーです。ジョン・レノンと後に結婚するオノ・ヨーコが親密になり、先妻シンシアとの離婚が決定的になった際に、当時5歳のジョンの息子、ジュリアンを励ますためにポール・マッカートニーが書いた曲であるということは有名な話です。しかしジョンは「自分に当てた曲ではないか」と語っていたそうです。ジョンが凶弾に倒れて20年。様々な思い出この曲を聴くビートルズファンも多いことでしょう。

ひろみ★Go!スペシャルメドレー
 往年のアイドル、郷ひろみ。もちろん今でもアイドルですね。そんな彼のヒットナンバー「2億4千万のひとみ」「お嫁サンバ」「Gold finger’99」をメドレーにしてみました。「Gold finger’99」は”アー チー チー アーチー”でお馴染みですね。原曲は「リビン・ラ・ヴィダ・ロカ」で、リッキー・マーティンが歌っていました。テレビドラマでの郷ひろみで思い出されるのは樹木希林と2人で踊って歌っていた”おばけのロックンロール”でしょうか。あなたはどんな郷ひろみを思い浮かべますか?

水戸黄門
 ”人生楽ありゃ苦もあるさ”こーれはいい言葉です。この言葉を励みに生きてきた人は多いのではないでしょうか。来年4月には新シリーズ(第29部)がスタートします。初代東野英治郎、2代目西村晃、3代目佐野浅夫に続く4代目黄門役は石坂浩二、助さん(佐々木助三郎)役は岸本祐二、格さん(渥美格之進)役は”初代助さん役を務めた杉良太郎”の息子、山田純大が演じます。悪代官が悪巧みをする場面や黄門様が印籠をみせつける場面など、お馴染みのシーンが音楽でお楽しみいただけます。是非、お茶の間で観ている気分でお聴きくださいね。

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