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吹奏楽コンクール

 

 

 

創立20周年記念
第38回定期演奏会

創立20周年記念(第二弾)として、吹奏楽ポップス界の神様、岩井直博さんをお迎えしての特別企画。第2部では岩井さん編曲のポップス曲にて「岩井ワールド」を十分に堪能していただけました。

 
平成18年12月3日(日)

りゅーとぴあ コンサートホール

指揮:小林 禎 (第一部)

指揮:岩井直溥(第二部)

 
   
プログラム

 

第一部 クラシックステージ
・シンコペーテッド・マーチ「明日に向かって」(岩井直溥作曲)
・狂詩曲「サウンド・バリアー」(M.アーノルド作曲)
・バレエ「孤独」より「サラバンドとポルカ」(M.アーノルド作曲)
・剣と王冠(E.グレッグソン作曲)
第二部 岩井ワールド
・君の瞳に恋してる(岩井直溥編曲)
・Peanuts Vender 〜南京豆売り(岩井直溥編曲)
・Over The Rainbow 〜虹の彼方に(岩井直溥編曲)
・ファンタジー(岩井直溥編曲)
・ラ・パロマ 〜情熱のラテン〜(岩井直溥編曲)
・アメリカン・グラフィティ]Y「オールディーズ」(岩井直溥編曲)
 

楽曲紹介

シンコペーテッド・マーチ「明日に向かって」(岩井直溥)
 一曲目に演奏するこの曲は、今回客演指揮をお願いした、岩井先生の作曲による作品になります。また1972年(昭和47年)の吹奏楽コンクールの課題曲(中学)でもあります。曲名にあるとおり、シンコペーションを題材にしたポップな曲で、今でこそ、ポップな課題曲は珍しくありませんが、当時としては 画期的な課題曲だったのではないでしょうか。
コンサートのオープニングにふさわしい、軽快でさわやかな一曲です。どうぞお聴き下さい。(Tp. K.S)
 
狂詩曲「サウンド・バリアー」(M.アーノルド)
 サウンドバリアーは第2次大戦末期、音速突破に挑む男の執念と苦闘・家族の絆を描く、1952年製作・『デイヴィッド・リーン監督』の傑作航空映画です。日本では「超音ジェット機」というタイトル公開されました。
 飛行技術を学んだ息子・クリストファーが初単独飛行で無惨な事故死、娘婿・トニイ(主演:ナイジェル・パトリック)の試験飛行の墜落事故死にも動揺せず、ひたすら音の壁に挑む冷血漢ジョン・リッジフィールド(主演:ラルフ・リチャードソン)の執念を格調高く描いた物語。この作品のハイライト(音速突破のシーン)は、音速突破の瞬間の興奮を細やかに描き出し、あたかもその場にいるかのような臨場感を味わわせてくれます。主演:「ラルフ・リチャードソン」の演技も素晴らしく、音速突破に挑む情熱、秘めたる意志の強さが観る者に伝わってきます。夢に挑戦する勇気を持った本物の男たちの心意気が画面から伝わり、素晴らしき感動を与えてくれます。
 作曲者マルコム・アーノルドは吹奏楽関係者の中で最もメジャーなイギリス人作曲家と言われています。映画音楽をメインに活躍している人だけに、分かりやすく感情移入しやすい作風とメロディーには、天才的なモノがあります。
舞い上がり舞い降りる小さな機影が陽光に輝く美しい飛行シーンを想像しながらお聴き下さい。(Cl. N.O)
 
バレエ「孤独」より「サラバンドとポルカ」(M.アーノルド)
 この曲は、「サラバンド」と「ポルカ」の二つの舞曲から成り立っています。「サラバンド」とは、ゆるやかな3拍子で、威厳のある17,18世紀ヨーロッパの舞曲のことを言います。
本日はフルートの低音から始まった小さな波が、バンド全体に大きなうねりとなって広がっていく様子を楽しんでいただけたら幸いです。同じ舞曲でも「ポルカ」は、速い2拍子が特徴のチェコの民俗舞曲からヨーロッパに広まったものを言います。「サラバンド」の重々しさから一転、「ポルカ」は軽快なリズムで始まり、終末に向けてさらに軽快さが増していきます。
対照的な2曲の舞曲をお楽しみください。(Fl. C.M)
 
剣と王冠(E.グレッグソン)
 E.グレッグソンは1945年イギリスに生まれ、ロンドン王立音楽アカデミーで作曲とピアノを学び、在学中に作曲で5つの賞を得ています。現在はロイヤル・ノーザン音楽カレッジの学長を務めています。
『剣と王冠』は1991年ロイヤル・エアフォース・バンド(RAF)の委託により作曲されました。
この曲以前にシェイクスピア財団より委託を受け劇音楽「プランタジネット家の3部曲」を作曲。この曲はヘンリー5世の死からリチャード3世の死までが綴られています。のちにヘンリー6世パート1、2を作曲。作品の舞台はイギリスとフランスの間で行われていた「百年戦争」の時代で、君主政治の歴史の中で最も荒れていた時期が表現されています。王冠の権利を守るためには剣が必要だということで、これらの曲を用いて3楽章からの吹奏楽曲として作られたのが『剣と王冠』です。

第1楽章 永遠のレクイエム_行進曲風に
トランペットのファンファーレの後、ヘンリー5世の死を悼むレクイエムから始まり、イギリス軍のフランス出陣の行進、再びレクイエムが演奏され、リチャード3世の父ヨーク公爵プランタジネットの勝利を表した音楽で終わります。

第2楽章 ウェールズの宮廷で
ヘンリー4世のウェールズの宮廷の音楽からとられています。民謡調の旋律がイングリッシュ・ホルンから受け継がれていく中で、戦争の訪れを感じさせるファンファーレが聞こえてきて、戦いの場面に移ります。

第3楽章 戦いの音楽と賛歌
戦いに使う武器を表したティンパニーの掛け合いから始まり、トランペットとホルンで戦いを表す音楽へと変わります。激しい戦いの後ヘンリー4世の勝利を表し、華やかに終わります。
この後、1996年に続編で「王は受け継がれゆく」という曲があり、剣と王冠の「戦い」の部分がそのまま導入されています。(Hr. S.T)

 
君の瞳に恋してる(岩井直溥編曲)
 この曲は、1967年にフランキー・ヴァリによってオリジナルがこの世に生まれました。その後、ディスコブームの真っ只中の1982年に、ボーイズ・タウン・ギャングによってアレンジされ、日本のディスコ・シーンにも多大な影響を与えました。現在では地球規模で、数え切れないほどカバーされ、名曲中の名曲という地位を不動のものにしています。
 
Peanuts Vender 〜南京豆売り(岩井直溥編曲)
 ラテンの雰囲気を醸し出すこの曲、幾度か聴こえる「ターラー♪」というメロディは、キューバの黒人が豆を売り歩く声を表現しています。豆売りだけに「まーめー♪」だと思っていましたが、「ピーナーッツ♪」が正しいようです。
 
Over The Rainbow 〜虹の彼方に(岩井直溥編曲)
 1939年の映画『オズの魔法使い』で、主演のジュディ・ガーランドが唄ってアカデミー映画主題歌賞を獲得したこの曲は、あまりにも有名で、現在でも各所で歌い継がれています。
 
ファンタジー(岩井直溥編曲)
 原曲は、イージーリスニング(管弦楽によるポップス)の代表格、カラベリ・グランド・オーケストラの「弦のファンタジー」です。名の通り弦楽器のための曲ですが、今日はクラリネットが聴かせます。音符だらけで真っ黒の楽譜に置いてきぼりにならないように、一生懸命ついていきます。
 
ラ・パロマ 〜情熱のラテン〜(岩井直溥編曲)
 スペインの作曲者が、旅行したキューバのイメージで作った曲です。ノスタルジックなラテン調のリズムに、身体を動かさずにはいられません。「ラ・パロマ」は鳩の意味で、港で男が女と別れる時に「愛しい君よ、鳩を見たらオレだと思って優しくしてやってくれ」と歌っています。情熱的な旅立ちのシーンを思い浮かべて聴いてください。
 
アメリカン・グラフィティ]Y「オールディーズ」(岩井直溥編曲)
 オヤジ達の古き良き懐かしい時代を思い出させてくれるオールディーズは、現代の若者にも受け入れられ、幅広い世代で愛されています。本日お届けするのは、「サーフィンU.S.A」「ヘイ・ポーラ」「ダイアモンド・ヘッド」の3曲メドレーです。ザ・ベンチャーズの「♪テケテケテケテケ...」もありますよ。
 
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